社会の勉強の仕方

社会は勉強が苦手な子にとっても、5教科の中で最も成績を上げやすい教科です。

なぜなら、「知っているかどうか?」を問う問題がほとんどだからです。

つまり、「暗記」してしまえば、得点を取ることができます。

反対に「暗記」をしていないと手も足も出せず、点数が取れない教科です。

社会はこんな問題が出題されます。

●607年に遣隋使として送られたのは誰か。

→答:小野妹子

記述問題ではこのような問題が出題されます。

●「冠位十二階はどんな制度か。それまでの制度との違いがわかるように述べよ。

→答:家柄にとらわれずに、才能や功績によって有能な人を役人に取り立てる制度。

記述問題でも、「複数の語句の知識」あるいは「事柄の知識」があるかどうか?が問題になります。

社会では「考えなければわからない問題」や「意見を書かせる問題(作文)」は出題されないため、“知識”を試される暗記の教科であることがわかります。

「社会は覚えることが重要」というのはわかりました。

それでは「どうやって覚えればいいのか?」が問題になります。

ここからは「効率よく覚えられる社会の勉強の仕方」を解説していきます。

社会で高得点を取るための知識を覚えるには「学校のワーク」が最適な教材です。

定期テストも「学校ワーク」からそのまま出題される問題がたくさんあります。

①まずは問題を見てすぐに“即答”できる状態にしましょう。

ここでは書かなくて大丈夫です。

答えがわからない場合は、すぐに答えを見て確認します。

「そうなんだ〜」と確認しながら進めていけばOKです。

8割くらい即答できるようになるまで、何度も繰り返し練習してください。

②8割ぐらい答えられるようになったら書けるかテストしていきましょう。

③こまめに復習する。

人の脳は何度も繰り返しみたものを重要なものと認識し、記憶することができます。

なので、テスト当日まで永続的に復習をしてください。

「即答できるか復習」なら、10分あればどんどん復習できます。

「時間をかけて丁寧に」より「こまめに何度も」を心がけて復習しましょう。

④教科書を何度も音読する。