理科の勉強方法

理科は80%は暗記、20%は解法理解である。

理科は社会同様、暗記である程度高得点が取れます

「ある程度」というのは、残りの20%が「計算方法(公式)」や「基本的な解法パターン」を理解して、覚えておかなければ解けない問題だからです。

例えば「暗記(知識)」の問題はこんな問題のことです。

【問題】植物の道管と師管が集まって、束になっている部分を何というか

【答】維管束

こういった問題は「知っているかどうか?」を問う問題です。つまり、「暗記」していれば得点を取ることができますが、「暗記」をしていなければ、点数が取れません

【問題】200gの砂糖水の中に、砂糖が20g入っている場合の質量パーセント濃度を求めよ。

【答】10%

このような問題は、公式や計算方法を知らないと解けません。また、計算間違いがないようにするには、ある程度の演習量をこなしている必要があります。

このような問題があるため、数学のような要素が理科にはあります。

理科は「社会のように暗記する勉強法」+「数学のように得点力をつける勉強法」が必要になります。

どちらの勉強も、基本的には「学校ワーク」を極めることが重要です。

理科は社会に比べ覚えなければいけない単語も少なく、計算は数学よりも簡単です。

何度も問題を解くことで誰でも成績を上げることができますし、誰でも「得意教科」にすることができます。