先手必勝法
勉強しなくてもできる人には、勉強ができるようになる方法が隠されています。それは授業を受ける前に教科書を2~3回読むことです。もう1つ大事なことは、わかろうとか覚えようと思わずに読むことです。このことは、非常に重要なことなので強調しておきます。なぜかというと、わかろうとか覚えようと思って読めば、時間がかかるし、わからないしで、途中で読むのをやめてしまうからです。ただ読む、そのことに意義があるのです。そして、ただ読むだけならできます。この2つが重要です。
わかるのは授業の時でいいのです。そのために授業があるのです。難しすぎてわからない科目でなければ、2~3回読んで授業を聴けば大抵のことはわかるものです。わからないことは質問すればよいのです。
わからないところが多いと質問できません。何をどう質問したらよいかもわからないので、質問のしようがないのです。だから、質問できるということは、かなりよくわかっている証拠です。教科書の授業範囲を、前もって2~3回読んで授業を聴くと、質問ができるレベルまで理解できるわけです。
最終の仕上げは試験勉強です。一度理解した科目は、試験前に試験範囲を3回ぐらい読むだけでそこそこの点が取れるはずです。
以上の結果をまとめたのが、先手必勝法です。
先手必勝法
①授業を受けるまでに、教科書の授業範囲を2~3回目を通しておく。
②わかろうと思わず、ただ目を通すだけ。
③授業はまじめに聴く。
④わからないところは質問する。
⑤試験前に試験範囲を3回ぐらい読む。